歴史の街ハルピン ①  2008年1月号
SEKIKAWA
 
 
年末年始の休暇を利用して、一家3人で瀋陽経由ハルピンに帰りました。昨年、母親がなくなってから、1年半ぶりの帰省です。

 クリスマスの前後は暖かくて、外で2,3時間遊んでも寒さを感じませんでした。しかし、12月28日の大雪で、気温が-20℃まで一気に下がりました。わが子は生まれてから、初体験の大雪と氷の世界です。大はしゃぎ、氷のスベリ台をいやというほど滑り、頭から蒸気が出、ついに帽子まで外してしまいました。その結果、翌日熱を出して寝込んでしまいました。幸いに2日ほどで治りましたが、連れて行ってくれると私の兄が言っていたスキーもできず、うんうんうなってうちで寝ていました。

 ガソリンの値上げと物価の上昇が原因と思われ、ハルピンのタクシーがストライキを行ったということです。近距離では儲けにならないため、私たちも何度もタクシーの乗車拒否にあい、繁華街でタクシーに乗れるとほっとした気持ちになりました。省政府が取った対策ですが1月1日から乗車客から1元/1回追加料金を取るとのことです。

 中国は、過激に成長しているようですが、黒龍江省ハルピンも例外ではありません。行く度に街の様相が変化し続け、私たちの知っているハルピンの面影がどんどんなくなってきています。

 氷の滑り台


 ハルピンのソフィア教会


 雪降る氷の灯り(子供に戻って、イェイ)
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