日本三大不動尊と納豆                          2012年5月号
 

  千葉県の成田不動尊、福島県の中野不動尊とともに、日本三大不動尊と言われている、新潟県新発田市にある菅谷不動尊に行ってきた。

 正式名称は菅谷寺、真言宗醍醐派の寺院で創建は鎌倉時代、源頼朝の叔父である護念上人が開基したと言われている。
 特に眼病には御利益があると言われ広く信仰を集めており、全国から多くの参拝客が訪れている。
 当日は天候が悪く大雨のため、参拝客はほとんど居なかったが、かえって静けさが増して、霊験あらたかな気持ちでお参りをすることができた。近くにはお土産や旅館もあり、出店もいくつか出ているので、いつもは、かなり賑わっているのだろう。

 食べ物の話をしないで終わるわけにはいかない。
 ここだけでしか味わえない逸品、菅谷納豆を久しぶりに食することができた。納豆は経木(きょうぎ)と言われる通気性のある薄い木の皮で包まれており、パック詰めとはまた違った風味をかもしだしている。都会で買うメジャーな納豆に比べれば値段は少し高いが、一粒一粒がしっかりとしていて、ごはん(もちろん新潟コシヒカリ)によく合う。ごはんが何杯でも食べられる気がしてくる。
 ぽぽろしんぶん編集長のI氏はたしか納豆好きだったような気がするが、今度行った時にはお土産にしてやろうと思う。



 菅谷不動尊(新発田市)


 久しぶりに食べた菅谷納豆
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