番外編 「ふらっと名古屋まで」
ふらっと名古屋までいってきました。
写真は犬山市にある「明治村」に行って写したものです。
広大な土地に明治時代の貴重な建物を移築したもので、全部見て回ると4時間程度かかります。
印象に残ったのは、旧帝国ホテル中央玄関(前庭の池に映る赤煉瓦が美しい) 聖ザビエル天主堂(ゴシック様式とステンドグラスの光線が鮮やか)
蒸気機関車(最古の機関車、乗ることができる)です。
どっしりとして美しいデザインの建物に圧倒されてしまいます。
松山「丸ハギの煮付け」
 高校時代以来25年ぶりに愛媛県松山市を訪れた。
 瀬戸内の海の幸はやっぱり旨かった。
 居酒屋に入って一番のお勧めを注文したところ、
丸ハギ(カワハギのこと)の煮付けが出てきた。
 見た通り、じっくり煮込んではあるが、身はしっかりとしていて、程よい甘さの味付けはさすがにプロの技である。
 一緒に頼んだ刺身の盛り合わせも最良の味だった。
 さざえ、かつお、生うに、平目、関アジと東京で食べたら一品だけでも相当なものだが、5品の盛り合わせでなんと
1,500円である。これを食べただけでも来てよかったと大満足である。
 地酒は松山市の隣り、北条市の純米「雪雀」を飲んだが新潟の酒かとビックリするほど、辛口が飲みやすく美味しかった。ぜひもう一度味わってみたい酒である。
鳥取駅「あご寿司」
 
「あご」とはトビウオ(飛魚)の異名のことである。
 以前、島根出身の知り合いから”島根に行ったら絶対に「あご野焼き」(飛魚で作ったかまぼこで郷土料理)を食べること”と言われ、実際に行って食べたところ、美味しくて、お土産で買った分をつい自分で全部食べてしまったことがある。
 そんなことを想いだしながら、「あご寿司」もきっとうまいに違いないと思い、早速鳥取駅の駅弁売り場で買い求めた。
 帯の紹介文には「あごとは、日本海を飛びながら泳いでいる飛魚のこと。春の味覚としてあっさりとした味を楽しんで下さい」と書いてあった。
 たしかにあっさりとした味であったが、しっかり味が染みていて、これまでに食べた「鱒寿司」(富山)や「鯵の押し寿司」(神奈川)とは一味違う美味しさであった。
 鳥取から神戸に向う智頭急行に揺られながら食べる駅弁は、車窓から見える山々の風景とともに最高のご馳走であった。
函館朝市「イカ刺し」 北海道編(Part3)

ホテルで朝テレビを見ていると、地元のテレビ局(STV)がちょうど函館朝市から中継をしていて、このイカ刺しを紹介していた。
釣堀りを作ってイカを泳がせ、客が吊り上げたイカを刺身にして出しているのだから恐れ入るが、これは食べてみる必要があるだろう。函館はイカが美味しいことで有名なのだから。
函館朝市にある食堂(多数)はどこへ行っても、うに、いくら、ほたて丼がメインで用意されていて盛況である。イカ刺しを売りものにして出す食堂はわりと空いていたので、ゆっくり味わうことができた。
イカは透き通っていて新鮮だったが、残念ながら普段東京で食べているイカと比べて格段に美味しいものではなかった。
女将に聞くとイカの種類は「白イカ」と言っていたので、自分が好きなスルメイカや紋甲イカとは味が違うらしい。
やっぱり、イカの季節である夏にきて、色々な種類のイカを食べてみる必要がありそうだ。

札幌「ジンギスカン」 北海道編(Part1)
北海道へ行ったら美味しい「海の幸」を食べたいという人が多いと思うが、僕は何といっても成吉思汗(ジンギスカン)だ。
子羊(ラム)肉は柔らかくて味わい深いし、炭火の七輪で焼いて食べると最高だ。
野菜と一緒にして焼けば、肉のタレとうまくマッチして、ご飯が何杯でも食べられる気がしてくる。
「すすきの」を歩いていると見落としがちだが、何軒もジンギスカンの店を見つけることができる。
どこも軒先は独特のいい匂いが漂っている。
結構みんな繁盛していて、入るのが難しい。
やっと見つけて入った店は混雑していたが、やっぱりラム肉は柔らかくて美味かった。しかも値段も安い。
やっぱり本場で食べるジンギスカンは一味違う、東京でもこんな味を食べたいものだ。


青森港-八甲田丸
(旧青函連絡船)
函館朝市「タラバ蟹」 北海道編(Part2)
北海道で人口第三位(30万人)の都市、函館ではあるが、不況の影響か、夜繁華街を歩いていても驚くほど人通りが少ない。しかし、早朝駅前(徒歩1分)にある函館朝市に行くと、そんなことも忘れてしまうほどの混雑ぶりである。
東京ではお目にかかれない巨大な蟹や新鮮な魚介類が山と積まれていて、しかも安いのだから当然だろう。
今回、ここでタラバ蟹を土産に買って自宅に送ったのだが、これが大ヒットであった。東京で買えばいくらになるのだろう、1.5Kgもあるタラバ蟹を何と5500円で買うことができた。しかも航空便による直送で運送料はサービスである。
自宅に帰ってから1回は酒のつまみに、後の2回は身を皿に出して醤油をかけ、それをどんぶりに乗せて熱々のご飯と一緒の食べたのだが、身がぎっしりとつまっていて、甘みもあり美味しかった。
こんな贅沢な食べ方を、三回もできるなんて、やっぱりタラバ蟹は最高のご馳走である

伊能忠敬
北海道最初の測量地の銘板(函館山)
自分が作った朝鮮キムチの味は最高!
高校時代の友人のお母さんが、今年も自家製キムチを作るというので、
年末に新潟へ手伝いに行ってきました。
戦争中は朝鮮で暮らし、いつも漬けていたというだけあって、
一般に市販されているキムチとは一味も二味も違う、特製キムチです。
今回は、白菜の中にはさむ薬味作りに挑戦してきました。
材料は、だし昆布・スルメイカ・大根・イカの塩辛・アミの塩辛・煮干し・にんにく・生姜・赤唐辛子・いりゴマ・練りゴマ・調味料と栄養たっぷりです。
混ぜ合わせると、ほんとうにいい香りがして出来上がりが楽しみになります。
来年は、白菜を漬けるところから、習わないといけないなーと思っているところです。

自家製キムチ