つれづれなるままに
Koshigaya City 〜越谷花便り〜 
  From the point of view of Hana
         はなちゃん的見地からのPopoloのある街・越谷紹介です。
prologue
越谷・南越谷とは・・・・・  
Popolo所在地・南越谷は、洗練されたおしゃれな街でもなければ、
文教の香りが漂うような街でもない、
東京へ通勤する人(の家庭)が多い、ありふれたベットタウンです。
新越谷駅には、東武・駅ビル「バリエ」があり、東口にはダイエー、OPAがあり、
日常生活はある程度不便を感じない程度に送れます。
だだし、前記の店舗の影響なのか、駅前商店街が存在しない味気ないたたずまいです。
(一駅東京方面よりの蒲生は駅前商店が元気なのに)

新越・東口をでて、旧4号線までは銀行・不動産会社などのビル
(居酒屋ビルと巨大パチンコ店はいつも大入り満員、繁盛しているご様子)があるものの
そこを過ぎれば住宅および畑が多くなり、
ふつうのいなかのテイストたっぷりな場所であります。

しかし、東武伊勢崎線・新越谷(準急停車駅)及びJR武蔵野線・南越谷の2駅利用可で、
上野まで40分、銀座57分、六本木・渋谷70分、新宿60分、また中央線・西国分寺40分という
利便性を備えていて、都内へのアクセスは思いのほか良いといえるでしょう。
・・・各所へのアクセス時間はエキスパートを参考にさせていただきました。
先日、実際の分譲マンションの新聞折込を見ていたら、
所要時間が20分ほど少なく書かれていて、唖然。
ただし、乗り換えの為の時間等は含まれておりませんと明記されていたので、
それはそれで正確な所要時間なのですが。

近年はよろしくない傾向もあります。
というのは、ひったくり件数が多かったり、夜になると駅周辺が車でのナンパのメッカになり
治安の悪い場所という悪評判も聞かれます。

以上のような概略の南越谷そして越谷ですが、意外な面もあり、実はかなり面白いのです。
そんなことをこのページでは紹介していきたいと思います。
あくまで、越谷市の住民である、愛すべき美猫・はなの視点からということで、
個人的なコメントになりますので、ご承知ください。

Popoloへお越しの際は、ぜひ越谷の良い面にふれていっていただきたいなと思っております。

さ く ら


 今年は、桜の満開の時に休日・晴天が重なり、とても見事な花を楽しむことができました。
北越谷桜並木は、4/9(土)に訪れた時の様子です。
写真の通り、土手に植えられた桜が河原側に覆いかぶさってくるように咲いていました。
はなの雪崩ですね。
(ひとつひとつは、はかなくて消えてしまいそうな可憐な花なのに、この世のものとは思えない
ような勢いでした。) 
河原を歩いていると雪崩に飲み込まれてしまいそうです。
でも、はなの場合は死ぬようなことはありませんから、だいじょうぶ。
自ら、はなの豪雪地帯へダイブ!
はなのなかでお写真を撮ったり、昼寝をしたり、お弁当を食べたりと皆、楽しそうでした。
混雑しているとはいっても、お弁当のシートは十分に敷けるスペースがあるし、
バーベキューをするグループもいたり、窮屈感はまったくありません。
「酒だぁ〜〜さ・け〜〜」
みたいな下品な集団を目にすることもありませんでした。

人間の便利の為に、その土地をずっと見守ってきた木々が切り倒されてしまうような
ニュースをよく耳にします。人々の安全のためにやむを得ずというような場合もあるで
しょうが、この北越谷の桜並木はぜひこれから先も残しておいて欲しい
越谷の財産だと思います。


北越谷桜並木
北越谷・元荒川沿いの約2キロ、400本のソメイヨシノ。
ピーク時は多少、人も多くなりますが、都内の桜の名所にくらべればゆっくりと花を楽しめます。
春ののどかな陽射しを浴びながら、ゆっくりとお散歩するのもよいし、夜桜も風情があってよいのでは。
普通の住宅やマンションが土手沿いの道に建ち並んでいるのですが一年のうちの10日間でも一日中自宅から桜を楽しめるなんて
羨ましいですね。
花の時期、伊勢崎線の車窓からも可憐なピンクの川沿いが望めます。

花田苑こしがや能楽堂
花田苑は、桜の木の本数こそ多くありませんが、苑内を流れる小川近くの椅子に腰掛けて眺める桜は
風情があります。さらさらと散り落ちた花びらが小川のせせらぎに漂うさまをみていると
何かを考えることも、時が過ぎるのも忘れてしまい、自分までが風景の一部になってしまいそうです。
下の写真はしだれ桜。満開よりも2,3日前の頃です。
花田苑は、越谷市の管理する日本庭園です。
庭園は鯉の泳ぐ大きな池を中央に配し、竹・桜・椿・菖蒲等
四季折々の花々を楽しみながら庭園を散歩できます。
茶室もあり、日曜日に茶席が開かれることもあります。
土・日曜、祝祭日以外は、庭の管理の人のほうが多いのでは?という超・穴場。
管理は万全、綺麗な庭園です。

花田苑正面入口

日本庭園


茶室です

船は乗れません

橋は数箇所

滝も数箇所

錦鯉
私はプチ京都気分に浸りたい時にぶらっと行きます。
桜や竹の小道がそんな気分にさせてくれなくもないです。
竹が風に揺れる音が心を静かにさせてくれます。
琴の音を流している場所もあるのですが、むしろ不要かも。
七五三や成人式の時、
庭園を背景に晴れ姿を写真に残すため訪れる人、多し。
入園料は、小学生以上100円です。
必ず、払いましょう。
今回は、初春の花田苑の花を紹介します。
桜が咲く前でした。
庭園は、桜が咲いたらより艶やかになることでしょう。

?白いはな

みつまた

和紙の原料だそうです

サンシュウ

水仙

椿



こぶし
能楽堂は、見学無料。薪能など催されています。
ここのトイレは素晴らしい!
ピカピカに磨かれた木の床張り。
人が入るたびに掃除しているのでは?
と思わせるほど、一点の曇りも水滴、汚れもなしです。
能舞台等、かなりの維持費がかかり、
市民からの批判も多い施設ですが、「能と狂言体験」を目的に
一線で活躍されている狂言師を招いて狂言の体験教室
(歩き方等を学び、実際に舞台で台詞をいってみる。
狂言への素朴な質問に答えてくださる。など)も開かれていて、
参加してみると楽しいです。
普通は、能の舞台にはなかなかあがれないそうですし。
狂言師さんは、ただ立っていらっしゃるだけで
凛とした空気が漂っていました。
姿勢がよく、身体の芯がしっかりと通っている感じがします。
身のこなしがうつくし〜い方々でした。
(体験教室参加したことがあります。)
能楽堂は、水曜日が閉館日です。
今回、知らずに行ってしまったので、花田苑からの外観のみ
になってしまいました。

後日、撮影
ぽぽろから徒歩1分の公園
名前も知りません。。
小さな公園で、ブランコとベンチがあるくらいだったような。
だだ、大きな桜が数本あり、春は見事な花を咲かせています。
近所のお年寄りが花の時期にはシートをひいて
お昼を食べていたりします。
花が散り始めると公園の脇の細い裏道が
ピンクの絨毯をひいたようになって
(通る人が少ないから、散った花があまり汚されずに
綺麗な色のまま積もっていきます。)
素敵すぎて、なかなかその上を歩いていけません。

・・・今日、確認したら、滑り台もジャングルジムもありました。

う め
越谷梅林公園
北越谷は梅の名所として有名だったようです。
約200本の梅の木が植えられていて、
3月には梅まつりも行われるそうです。
・・・まだ行ったことがありません。。。
今年はぜひ、行ってみたいです。
←と気張るほどの距離も、不便さもない場所なのですが。
梅の花も、匂いも好きなのに、強く惹かれないのはナゼ?
宮内庁埼玉鴨場の近くです。

・・・というわけで、行ってまいりました。
3月も中旬になっていましたので、満開の時期は過ぎてしまったようです。
期待していたよりは、本数も、面積(公園の広さ)も小規模だった気がしました。
北越谷駅・西口からゆっくり歩いて15-20分くらいでしょうか。
桜並木の土手(もちろんまだ咲いていませんでした。桜が咲いた時のの風景は上の写真
をご覧ください)を散歩していくのがよいでしょう。
とても長閑な風景です。
水や川の近くって涼やかな風が吹いて気持ちよいですよね。

一本の木なのに
二色の花
鴨場入り口です。
門は硬く閉ざされ、
中へは入れません。
久伊豆神社
東武線 越谷駅と北越谷駅の中間くらいに位置します。
池の脇に見事な藤棚があり、
5月の上旬には藤まつりが行われます。
屋台がでて賑やか。平日は静かにゆったりできます。
藤棚の奥の池は「亀池」と勝手にネーミングしているのですが、
それはそれはたいそうな数の亀がいらっしゃいます。
昼間暖かい日に重なって甲羅干ししている様子は・・・。
ほんと、何匹いるのかしら。
久伊豆神社内の広場にある枝垂桜です。
美しいですね。
写真を撮ったのが、夕陽の頃だったので、ちょっと寂しい感じがするのかもしれません。

市役所
市役所東側、駐車場入り口の通りをはさんだ、
葛西用水を臨める場所に藤棚があり、
藤の香りが漂う5月の爽やかな風を感じることができる場所です。
その時期には、平日でもお弁当持参で人々が集まってきます。
久伊豆神社同様、藤の花は紫です。
個人的には、白い藤が好きなのですが(実家に植えてあったので)なかなかお目にかかれません。