歴史の街ハルピン A  2008年2月号
SEKIKAWA
 
 帰りは動車(=新幹線)でハルピンから4時間で瀋陽に着きました。実に快適な乗り心地で、昨年乗ったパリ〜フィレンツェ、あるいは、ローマからのダビンチ号より快適で、一体どこの国との技術提携かな、日本だと嬉しいがなどと思ったりしました。瀋陽では、「遼寧大厦」という4つ星ホテルを予約しましたが、到着してから翌日瀋陽市人民大会があるため、8時までチェックアウトしてくださいというではありませんか。交渉すること30分、やっとのことで、翌日12時のチェックアウトで良いことになりました。

ホテルの部屋はとても清潔で、広々として快適でした。(交渉のし甲斐があったと少々満足^^)

 翌日、ホテル内と周辺は緊迫した雰囲気に包まれ、警察、軍人などSPらしい人たちで警備されていました。3人は朝食をとると、ホテルの裏手にある北陵公園に行きました。清代のお墓があり、世界遺産に指定されているところで、時間とお日様が十分あれば、もっとゆっくり見学できたのですが、残念でした。

 ホテルに戻った時、大変なことになっていました。ベンツの車が続々ホテルに入っていくし、ドンガラドンガラ太鼓を敲いている人が1列となって、私たちは正門の前で止められてしまいました。飛行機の時間に間に合わなくなってしまうこと、荷物を持ってすぐチェックアウトするからという事情を説明し、ホテル中まで連行され、外に待機していたタクシーのところまで荷物を運んでくれ、やっと日本に戻ることができました。(ほっと一息)

 遼寧大厦(かなり快適!)


 瀋陽故宮(わが家の小皇帝)


 瀋陽昭陵(旅の終点)
ぽぽろしんぶんTOP ⇒