宇宙に一番近い山 マウナケア (ハワイ島にて) A 2008年4月号 | ||
H.I. | ||
ハワイ諸島は海底からマグマが湧き上がってきてできた火山島であるので、ハワイ島のキラウェア火山は今も溶岩が流れ出している。粘性が低く、川のように流れるという。時期がよければ、流れている様子を間近に見ることができる時もあるそうだ。そのようにして、ハワイ諸島は年に数センチずつ西に移動していき、新しいマグマの噴出し口は常に東側にできていく。 一般に火口として現在見られるのは、すでに活動休止した火口。低く垂れ込めた雲かと思うと、山の向こうに隠れたところからの噴煙だという。 ハワイ島。人口17万人。サトウキビの生産が主産業だったころに、日本・中国・スペインから移民がやってきて、1970年代までは、日系人が7割を占めた(今は2割)。現在でも主産業は牧畜やコーヒーなどの農業とのこと。300坪の土地が40万円位で買えた時期もあったそうだが、今は10倍ほどに。海岸沿いにはハリソン・フォードの別荘があり、自家用ジェット機でやってくるのだとか。 |
![]() 夕景 ![]() 電波望遠鏡群(マウナケア) ![]() マウナケア(白い山)に上る月 |
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