水芭蕉とリュウキンカの尾瀬            2011年7月号
H.I
  6/11、12と尾瀬にでかける。本来であれば、山開きの5/21に合わせて新宿発のバスで行くはずのところであるが、おそらく震災の影響であろう、関越交通のバスは、一週間遅れの運行開始だった。
 水芭蕉の時期も良しとしたが、金曜夜発のバスは満席に近い。
 AM5:30。鳩待峠は少雨。アヤメ平コース予定を変更し、山の鼻(つまり尾瀬湿原)に下ることとする。朝食の間にも、次々に大人数のグループがバスで到着する。尾瀬が一番にぎわう時期なのだ。
 8:30。至仏のふもと「植物研究見本園」。木道脇のベンチでお茶。水芭蕉がそこここに白く咲き誇っている。リュウキンカの可憐な黄が心地よい。霧雨で湿原が煙っている。たっぷり休憩しながら、12:00東電小屋にて昼食。ソバ。電源開発の計画があったため、東電は尾瀬のかなりの部分を所有している。今回の原発事故を受け、売却の話もあったという。
 13:30赤田代、温泉小屋。天候回復し、小屋前のベンチで湿原を見ながら、ビールを飲む。小屋は満員。8畳の部屋に6人。夕食はかなり待ってからありつけた。風呂はカラスの行水。
 翌12日、晴。6:30出立。尾瀬沼から御池へ。正真正銘の「山ガール」や若者も少なくない。道行く人の装備も本格的な山登り並だ。ハイキングだけでは満足できない、と次なる山をめざすのであろうか。尾瀬沼、沼山峠と木道が整備されていた。時間がないので、御池での風呂はパス。19:30、北千住。飲み屋で相棒と反省会。

 至仏山を背景に


 水芭蕉が一面に咲いていた(見本園)


 東電は尾瀬の大地主(東電小屋)
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