正人がゆくベトナム旅行日誌 Part2 2012年1月号 | ||
正人 | ||
2011年4月、ベトナムのホーチミン市に3泊4日で行ってきました。続編です。 4.政治風土 新聞やテレビで政府批判の声が聞かれることはまずありません。市内観光の際のベトナム人ガイドさんによれば「政府や共産党の批判はご法度です」ということでした。 面白いのは、そんなことをいいながら、ガイドさん自身が、こんな裏話があると政府批判のオンパレードで、私たちを終始笑わせていることです。同じベトナム人のバス運転手がしっかりと聞いているのに大丈夫なのかと思いましたが、こうした批判を面白おかしく話せるのは、なんだかんだいっても、高い経済成長率を保持し、国民生活が豊かになってきていることが背景にあるのだと思います。 5.戦争博物館 今から36年前にベトナム戦争が終結しました。超大国アメリカを相手にベトナム人民が独立と統一を実現したのですから、20世紀の中でも特筆すべきことだと思います。 ベトナム人だけでなくアメリカ人兵士の多くも犠牲になっており、こうした悲惨な戦争を二度と起こしてはならないことを未来に語り継いでいくために、多数の写真や資料が展示されています。日本以外にもたくさんの国から人が訪れていました。資料の一角には、日本国内でベトナム戦争でのアメリカの侵略を批判する当時の新聞記事やポスターが、多数紹介されていました。こうした歴史があるからこそ、日本に対して親しい感情を持っているのかもしれません。 6.ベトナム土産 コーヒーはブラジルに次ぐ生産量だということで、土産物屋に行けばインスタントから高級なものまで多数売られています。自分はインスタントを多数買い込みましたが、安いし美味しい(香りがいい)ので、かなり評判がよかったです。また、ちょっとした小物や手作りの日用品がたくさん売られており、アオザイの女性をかたどったしおりやコースターを買いました。 |
![]() ホーチミン市 |
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