平和のインドシナ駆け足紀行 Dそうそうそれからもうひとつ 2007年8月号
H.I.
 おかしいぞ、何か忘れてないか、ですって?
 そうでした、確かに、そういえばもうひとつ、まだ書いてないことが・・・

 お土産はですね、バッチャン焼のいいのがありました、コーヒーカップのセットとか、お皿とか、それからコブラ酒・さそり酒、これはほとんど漢方薬です、養殖までしているそうですから、ひとつだけ手に入れましてね、ハイ。いや違う?

 ああそうでした、料理ですよね、さすがにワニはなかったのですが、クメール料理とかベトナムではフォーとか生春巻き、メコンではエレファントフィッシュとかいう(象の耳?)大きな魚のフライとかでてきまして、とても食べきれなくてですね・・・エエッ、そんな話じゃない?

 そうですか、では仕方ない、隠していた訳ではないのですが、なにしろ特にベトナムでは、スタイル抜群の美女がいまして、それがまた、はにかんだりする姿をみると、昔は日本にもこんな女性がいたはずだなあ、などと感慨深いものがありまして、ホテルのロビーに白いアオザイ姿の写真をみて、これはぜひとも朝の通勤・通学姿など拝見いたしたく、ハッハッハ・・・アイタ!!

 そんなこと誰も聞いていない?
 はて?ほかに何かあったかしらん??

 ハイ、ハイ、酒ですね。これは、もう、ビールは333(バーバーバー)で決まりです。サイゴンとかいうのもいけた口ですわ。やはり現地のが合っておりますなぁ、バドワイザーなぞ目じゃないです、もっぱら333でして・・・

 そうそうそれからもうひとつ、酒といえば、師匠がカンボジアのホテルでさっそくワインを取り出して、3人でさっそく「試飲」。ホーチミンの夜はというと、ホテルのバーにくりだして、師匠はとみると、がぜん背筋ものび、声もバリトン風に力強く通り、ワインもまるでグラスのほうから「飲んでくれ」と言ってるように決まってます。

こうなると、もう、バーの時間ではすまない。「では、みなさん、続きは私の部屋で」こうして、酒飲みの夜は更けて行ったことでありました。それにしても、添乗員さん、あまり飲めるほうではなかったようで、手を貸してもらって部屋にたどり着いたとのこと。でも、まあ、無事旅も終えることができてなによりでした。






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