酒とバラとドラキュラの日々  Bメシだワインだビールだ    2011年2月号
H.I.
  1日目はホテルのバーで師匠とワイン1本と、おとなしくしていた。ロビーはP階、レストランはR階。ホテル・ロジーナ。
 ブルガリア2日目、ソフィアを100Kmほど南下し、山に囲まれた世界遺産リラの僧院に至る。このあたりにバルカン半島一の高山があり、地名リラは古代トラキア人の「水の多い山」に由来するそうです。四囲を僧院に囲まれた広い中庭にきれいに彩色されたドームの建物が建ち、その回廊は、一面、天井も含めて壁画でおおわれています。
 昼食は、移動途中の山の中(?)のマス料理店。室内もあるが、戸外の木陰・パラソルの下のテーブル席に案内される。ビール4レヴァ(100円)、ワインボトル15レヴァ(400円)。こちらでは、肉などs単位でしか買わないそうで、日本人はあまりに少食なので、具合でも悪いのか?と思われるそうです。出される料理も、日本人仕様の量なのだろうな。ともかくヨーグルトなどの乳製品はじめ、食べ物・飲み物は豊富そうです。ただし、野菜は、トマトとキュウリくらい。
 ワインは、日本ではあまり知られていませんが、サントリーなどの元ワインになってるそうです。輸入ワイン(ブルガリア)と小さく書かれてませんか?
 有名なヨーグルト。明治がブルガリアからライセンスを買って製品化したそうですが、最初は気候の違いか、乳酸菌が日本では思うように発酵せず、かなり試行錯誤したそうです。当地では、日本のように甘くなっていません。砂糖漬けされている味覚からは本場の味に慣れるまでは、数日では足りない。
 トラキア平野をバスは走る。17:00休憩。34℃。ビールを買う。18:00古都プロヴディフ着。フィリッポポリスの名で紀元前から栄え、ローマの円形劇場など遺跡も多い。石畳の道、高い城壁に囲まれた旧市街を散策。風雅な木造の建物が目を惹く。
 20:00、夕飯にありつく。21:00、市内に買出しに出かけ、閉まりかけていたスーパーに無理やり入れてもらい、酒を入手。ビールは大ペットボトル入りもある。師匠部屋にて、5人で酒の品定め。古代遺跡もなんのその、マリッツァ川河畔ノヴォテルホテル、酒飲みの夜は更けていくのであった。



 リラの僧院


 ローマ円形劇場のカフェ(プロヴィディフ)

  
 スープ、肉団子、デザート。その間、ワイン。

  
 マスにヨーグルトにサラダ。その間、ビール。

 
 つぼ焼き、きゅうり、パン…もう勘弁して〜
 (もちろん1食分ではない))
続き
ぽぽろしんぶんTOP ⇒