インドネシア 修行の旅        A翼よあれがバリの陽だ       2011年8月号
H.T
  3/20、早朝たたき起こされる。4:20まだ暗い。バリ島からジャワ島に飛ぶのである。ロビーで朝食の弁当。卵が2個も入ってるが、詰め込む。昨日も忙しかった。サルの森、銀細工、木彫りの村、美術館に王宮そばの市場、棚田に海岸にケチャックダンス。ロブスターも食したが一炊の夢と消え、B737-800、22Fに着席。
 高度を上げてゆくガルーダ・インドネシア機の窓からはバリの島と山々が見え、朝日が島弧をはさむ海岸線を照らす。やがて、次なる島が視界にはいる。高い山の頂からは噴煙が昇っている。
 ちなみに「ガルーダ」は鷲で、インドネシアのシンボル。国章のガルーダは、45の胸毛、8枚の尾羽、17枚の羽があるそうな。それがどうした? ウム、これにも深い訳があるのであって、実に1945・8・17。つまり、インドネシアの独立記念日(宣言日)を表しているのである。インドネシアは、人口2億以上(世界4位)、1万以上の島、200の言語、一つの共通語を持つ、多民族・多宗教共存の国。インドネシア語はオランダ語、アラビア語、マレー語等を元に1928年に制定。文字はアルファベット。ただし、バリにはバリ語、ジャワはジャワ語など、島々毎に違う言語も使われているそうだ。300年にわたるオランダの植民地支配と戦中の日本占領時代、対オランダ独立戦争を経て手にした独立。初代大統領スカルノは今でも、独立の英雄として尊敬されているとのこと(このへんはガイドさんの話の復習)。1時間半ほどで機はジャワ島、ジョグジャカルタ空港に着く。「カルタ」は平和の意味と。
 中部ジャワのヒンズー遺跡プランバナン寺跡と古都ソロを訪れる。観光客でにぎわっている。
 ジョグジャカルタ知事は選挙なしで王様が勤め、ソロの知事は二選までOKの民間人。夜、ホテルでガイドさんの話を思い出しているうちに眠くなる。



 バリ島(だと思う)に朝日がのぼる


 「とりあえずビール!」(バリ)


 プランバナン遺跡(ジャワ島)


 ロブスター料理(バリ)
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