中学生の頃クラシック音楽はもっぱら19世紀ロマン派の音楽を聴いていましたが、宇宙や天文に興味があったので、ホルストの「惑星」をレコードでよく聴いていました。アドリアン・ボールト指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団の1966年の演奏です。(写真はそのジャケット)
高校に入ると、20世紀現代音楽好きの同級生がいて、私の持っているレコードの中では唯一このレコードだけに関心を持ってくれました。
作曲されたのは1914年から16年にかけてですから第1次世界大戦の最中です。とはいっても現代音楽のような無調音楽ではなく、とても親しみやすい音楽です。
第1曲が「火星」、副題が「戦争をもたらす者」。ヨーロッパを覆う戦争の恐怖を描いているようで不気味な印象を受けます。
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