「末廣亭日記」                              H・I
 十六     :2013年6月号  パントマイム
 十五     :2013年5月号  風薫る五月
 十四     :2013年1月号  新春の巻
 拾参(十三):2012年11月号 新作落語
 拾弐(十二):2012年9月号  余一会
 拾壱(十一):2012年8月号  七夕と怪談
 拾(十)   :2012年3月号  眠気も覚めて
 九      :2012年2月号  正月二之席  小三治・花緑
 八      :2011年12月号 気になる二人
 七      :2011年11月号 色物師たち
 六      :2011年9月号  アロハ・マンダラーズ   
 五      :2011年8月号  7月連休は超満員(涼みに来た?)
 四      :2011年5月号  軍歌のラテンで落語?・・・
 参      :2011年4月号  昔昔亭 桃太郎(せきせきてい ももたろう) 北見マキ(奇術)
 弐      :2011年3月号  五街道雲助(ごかいどう くものすけ)
 壱      :2011年2月号  新宿は三丁目、末広通りというとこがあると思いなせえ。

 新宿は三丁目、末広通りというとこがあると思いなせえ。イセタンとかマルイも近いって事よ。飲み屋・すし屋・ラーメン屋(まあ、ほとんどが飲み屋だ)が軒を並べてる通りを一瞥すると、派手なのぼりなどがでているじゃありませんか。ちょいと古めかしいような、かといって時代遅れってわけじゃござんせん。一言で言えば、イキな通りでございます。
 ここに、これも古風な造りの木造二階家(『千と千尋の神隠し』の、「湯屋」といい勝負ではないでしょうか)。ここが、寄席好きにはこたえられない『新宿末廣亭』とあいなるわけでございます。入場料は2700円。これで、昼の部、夜の部とおしで居座れるってえんだから、時間つぶしにはもってこい。(ときどき、おおいばりで高いびきもおります)。ツウは、椅子席など無縁。さっさと、両脇の桟敷席で座布団せしめて、お茶と弁当、ってえわけよ。

 正月3日、午後の部に出かけてみると、ナンと!長蛇の列。NHKのTV中継もあるとのこと。「爆笑問題」の司会で寄席は進むが、無念、立ち見。こんなのは正月だけだが。

 受付を待つ長い列。交差点をまたいで続いていた。お客さんも、整理のお姉さん(兼、出演者?)も着物姿だったりで、正月の雰囲気がただよう。
 正月は特別三部制。第二部のトリは歌丸師匠。まだまだ長生きしそうだった。



 末廣亭入口
 正月3日第一部のトリ(主任)は米丸師匠



 新宿3丁目末広通り



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