週末エプロン  その5 (2007年5月号)
竹太郎

 先日、館林の向井千秋記念子ども科学館の裏にある
4500年前の縄文時代の生活を再現した縄文邑(むら)を
訪れました。当時の人はどんな物を食べていたのでしょう?

 ドングリなどの木の実とクマやシカの肉をまぜた縄文クッキーと
呼ばれるハンバーグのようなものを食べていたということが
ウィキペディアに書いてありました。
 そこで、我が家でも当時の生活を体験すべくハンバーグを
作って食べることにしました。

 でもドングリはないし、クマやシカの肉も手に入らないので、結局、ひき肉と
タマネギを使った現代風ハンバーグになってしまいました。
 土器ならぬボールにひき肉とみじん切りにしたタマネギと卵を入れてよく練り、
最後にパン粉を混ぜて、フライパンで十分熱くなった油の中に入れて、こげめが
付くくらいに焼きあがったら出来上がりです。
 当時の人はきっと、焚き火の周りで火にあぶった縄文クッキーをみんなで楽しく
分け合って食べていたのでしょうね。
      4人分の材料:ひき肉 300g、タマネギ大1個、卵2個、パン粉 大さじ3
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