Hau‘oli Aroma〜   

『暮らしの中でもっとアロマセラピーを。。。』

アロマを使って、元気に!楽しく!

桜がようやく開花

みなさま、お花見はこれからでしょうか?私たちは4/2(土)『まちだのさくらまつり』(毎年* 4月の第1・土&日に尾根緑道という場所で開催)へ行きましたが、早咲きの花が数えるほどしか咲いていませんでした。残念!

花を見ているだけでも、心が和み、癒される桜の花。

アロマセラピーと融合することは出来ないかしら??と思い、さっそく調べてみました。
というわけで、今月は


和風Ver.の
Hau‘oli Aroma〜をお届けします。

桜とアロマ(芳香)について

 桜の花にも香…?香りがとても弱いため、残念なことにアロマセラピーのエッセンシャルオイル

は作ることが出来ないそうです。しかし、花や葉を塩漬けにしたものや、燻製材料に加工したも

ので、間接的に香りを知ることは出来ます。、幾つかの桜の花は実際に香りを聞く出来ます。

中でも、大島桜(オオシマザクラ)・山桜(ヤマザクラ)系の桜は香りが高く、

「匂桜〜においざくら〜」と呼ばれています。駿河台匂(スルガダイニオイ)は代表的な品種で、

白く可憐な花で、清涼感のある香りがするそうです。可憐な花と芳香を見て聞きたいです!

桜の芳香成分

主な芳香成分はクマリン・ベンズアルデヒド・β−フェニルエチルアルコール・アニスアルデヒド

 『何、ナニ?シックハウスに出てくるような名前だけど大丈夫なの?? 大丈夫!』

*クマリン(精油芳香成分)⇒ 一番わかりやすい!桜餅の香りです。桜の葉を塩漬けすることで

あの桜餅の葉から香る、甘く透き通るような香りのクマリンが生まれます。

*ベンズアルデヒド⇒ バニラなどに含まれている成分で洋菓子のような香り。

*β−フェニルエチルアルコール⇒ バラ(ローズ)の主成分で甘く濃厚な花の香り。

*アニスアルデヒド⇒ 優しく甘い香りフェンネルやアニスのエッセンシャOilにも含まれています。

以上のような香りが 絶妙に混ざり合い出来た、ほんのり甘くやさしい香りが
桜の香りだそうです。

*さくら

一番有名な染井吉野(ソメイヨシノ)の場合は

学名: Prunus Yedoensis(プラナス エドエンシス)

 古いラテン語で「えどのすもも」の意味。プラナス(すもも)エドエンシス(江戸の)と呼ばれる。

 英語で桜の木は「Japanese cherry」*桜の花「Cherry blossom(チェリーブラッサム)」

科名:サクラ属のバラ科

各部位の利用法

 花◇塩漬けにして、お菓子やパンのトッピングにしたり、お茶にしたり、茶葉にブレンドします。

 葉◇塩漬けにして桜餅を包むのに大活躍!クマリンには抗菌性もあり、桜餅の保存にとても

    役立っています。見た目や味だけでなく、理にかなっているのですね〜。

◆塩漬の葉は伊豆地方で多く栽培されている大島桜の葉が使われます◆

 木◇樹皮や腐朽部を丁寧に取り除き、純粋な木質のみを使いスモークチップやスモークウッド

    といった燻製材に加工したり、家具の木材料になります。

昔の人は桜の葉を胃腸薬として用いたといわれています。


香りの効能:

  喘息を抑える、去痰、咳止めなどの呼吸器系に効果ほか、血圧を上げる、精神の高揚、

  抑うつ、解熱・解毒作用、さらに二日酔いにも効くと言われています。

  二日酔いにも効くと言われていても、桜の花の中“春の宴”で飲みすぎてしまう人には

  『美しく咲いている桜の花が怒ってしまうため、効果がありませんので悪しからず!?』

  宴でストレスを発散するのも良いですが、せっかく桜の花の中、お抹茶までは立てなくても

  甘〜い香りの桜餅をはんなりと頂ける優雅な宴に出来たら良いですね。

桜はバラ科の花のひとつです。

Essential Oilのローズに効能が似ていますので、悲しみ、不安をもった心身に穏やかに作用し、

幸せな気持ちにさせてくれます。特に女性に向いているとも言われています。

自信がないときや元気がないときにも桜は私たちを力づけてくれます。

美しく咲く桜の花のパワーを頂いて、元気に毎日を過ごしましょう!!


今月はとアロマセラピーについてお話させていただきました。

来月もどうぞよろしくお願いいたします。 

エッセンシャルオイル(精油)の購入や使い方など、
Aromatherapyに関すること何でも結構です

どうぞお気軽にお尋ねください

〜Hau‘oli Aroma〜 Top page 
〜Hau‘oli Aroma〜第 1〜5回
〜Hau‘oli Aroma〜第 6回
〜Hau‘oli Aroma〜第 7回